
夏の甲子園が盛り上がっていますね。
そして、仙台育英高校は注目校ですね!
仙台育英には150キロ台を投げる投手が揃っていますが、その中の一人が湯田統真(ゆだ とうま)選手。
根っからの野球少年だったと思いきや、意外にも開花したのは遅かったとか。
開花の裏には須江監督と湯田統真選手の父親の縁があった様です!
湯田統真選手が仙台育英野球部に進む事になったのか、開花したのか見ていきたいと思います!
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1|湯田統真プロフィール

2|湯田統真は中学で辞める予定だった
−1|小学4年からリトルリーグに参加

湯田統真選手は、父である利行さんがコーチを務める白河リトルリーグに小学4年の頃に所属。
父が甲子園出場経験もありコーチという事からも、素質は備わっていたのでしょう。
2018年、湯田統真選手がキャプテンを務めた福島県リトルリーグ野球春季大会で準優勝を果たし、選抜全国大会に出場も果たしました。
ただ、リトルリーグ時代湯田統真選手は野球にそこまでの情熱は無かったそうです。
−2|中学の同学年部員が居なかった
「高校は野球をやらなくてもいいかな」という気持ちを持っていたという、泉崎中学校入学当初。
というのも、同年、野球部に入部したのは湯田統真選手だけだった事が拍車をかけたようです。
それもあって、野球にこだわる事はなく、近隣の神学校への受験を漠然と考えていたそうです。
3|湯田統真が仙台育英を選んだ理由
−1|父と仙台育英の試合を見た
高校は近隣の進学校に行こうと思っていた湯田統真選手。
しかし、湯田統真選手が中学2年生の時に気持ちが変わる試合に出会いました。
それが、
2019年夏、仙台育英VS鳴門の一戦。
仙台育英が8対5で勝利した試合を甲子園で実際に見た事で、

ここでやりたいな
という、思いに火が付いたそうです。
−2|父親と須江監督の縁で才能が見抜かれる事に


仙台育英の須江監督が、湯田統真選手の父の後輩という縁から、須江監督が湯田統真の中学校を視察する事に。
正直、無名の中学校という事で期待値は薄かったそうです。
視察をした須江監督は、高校の指導者の目を引く要素は何もないと思われた湯田統真のプレーを見て、



『ピッチャーとしての能力のほうが秀逸だ』
と、才能を見抜き啓示を授かったそうです。
中学軟式野球部の監督経験もあった須江監督。
軟式から硬式への順応は時間がかかるが、適応してしまえば化ける!
そこを、見抜いていた様です。
4|湯田統真が150キロ台を投げるまで
−1|2022年5月頃に飛躍


須江監督の見抜いた通り、軟式から硬式に変わりしっかりと適応した湯田統真選手。
2022年5月頃に飛躍を見せ始め、ストレートで140キロに到達。
スライダーの急速も平均で130キロを超えるようになり、須江監督も、
夏の戦力に期待できる。
と、睨んだそうです。
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−2|ロジカルに肉体を鍛えた
飛躍を見せた湯田統真投手ですが、コントロールが安定しないといった不安定な部分も。
さらに飛躍をさせるために、
ピッチングをロジカルに分析。
- どこで力を加えればボールの出力を高められるのか?
- 無駄な力を省きながら投げるためにはどうすればいいか?
を、考えながらひたすら練習に励み、
左足を踏み出す際の力の抜き具合と上半身を回転させて腕を振る時の入れ具合のバランス。
を、導き出しました。
そして、ウエイトトレーニングで身体を作った事との相乗効果で、
最速153キロのストレート
140キロ超えのスライダー
を手に入れる事になりました。


今や、プロ野球のスカウトが見学に来るほどの逸材となっています。
将来が本当に楽しみですね!