
WBCではスカウトも大注目となった、令和の怪物こと、佐々木朗希投手!
メジャー移籍は、確実と言われていますが果たしてそれはいつなのか。
プロ野球選手には色々と決まりがあるようで、芽が出たからすぐにメジャーへ!とはならないようです。
FA権獲得まで待つのか、ポスティングを使用するのか?
それとも、大谷翔平選手に続くマイナー契約を選ぶのか?気になりますよね!
2027年が最も有力ともされているようですが、移籍のタイミングについてみていきたいと思います!

1|佐々木朗希のメジャー移籍はいつ?
−1|FA権行使で2030年は可能性低そう

佐々木朗希投手がFA権を獲得するのは2030年の予定となっています。
FA=Free Agent の略
プロ野球において、選手が自由に他球団への移籍権利を意思表示する事が出来る権利のこと。
FA権利を獲得するには条件があります。
条件を佐々木朗希選手が満たすとされているのが2030年シーズン終了後という事です!
<海外FAの条件>(2023年時点)
1年間(シーズン)で145日間一軍登録をされた年数が、累計9年経過で取得。
佐々木朗希投手は2021年までは、条件クリアしておらず、2022年に1軍登録日数クリアがカウントされ始めました。
2030年シーズンオフまで待っていると、佐々木朗希投手は29歳です。
まだ、遅くはないかもしれませんが、ピークを逃している気もしますよね。
−2|ポスティングで2027年が有力!

佐々木朗希投手がメジャー移籍するのは、2027年ポスティングを使用しての可能性が高そうです!
FA権利を持たない選手が、移籍を希望する場合に球団側と行使する制度のこと。
ポスティングにも条件があり、佐々木朗希投手が条件を満たすのが2027年とされており、25歳の頃となります。
メジャーリーガーの平均年齢より若く、ピークのタイミングでチャレンジが出来そうです!
−3|マイナー契約だと最速2024年
大谷翔平選手が渡米するにあたって、活用したのが、ポスティングです。
しかし、23歳という事で、25歳以上の条件に未達という事から、メジャーではなくマイナー契約にて渡米しました。
数十億や数百億という数字が当たり前に飛び交うメジャーなのに、6000万円という契約金だった理由がマイナー契約という事ですね。
2023年は日本でのシーズンが始まりました。
ロッテがOKし、佐々木朗希投手が望めば、2024年が最速でマイナーでのポスティング移籍は可能という事にはなります。
2|佐々木朗希が2027年ポスティング移籍有力の理由
−1|ポスティング条件と年齢

FA権が無くても、移籍できるなら早くすればいいのでは?と思う方も居ると思います。
しかし、せっかく育てた選手がすぐに流出しては獲得した球団もやってられませんよね。
そう、ポスティングにも条件があります。
- 球団側に権利があるため球団が認めること。
- 在籍が6年以上かつ25歳以上の選手。
上述もした通り、25歳での移籍となると、年齢的にピーク時にメジャーで戦える事になると思われます!
−2|時期より内容重視

2023年3月、それはそれは盛り上がったWBC。
WBC準決勝メキシコ戦の先発を任された佐々木朗希投手、最速164キロを出しメジャーの評価も高まったそうです。
しかし当の本人は、メジャー移籍について問われるも、日本でのプレーの事を考えていると返答。

「時期よりも、まずは日本でしっかりプレーすること。その先に見えてくると思う」と答えた。
まだまだ本人の中では、満足が出来ていないという事なのか…。
日本でのプレーをしっかりした後のメジャーという考えという段階のようです。
−3|ロッテはポスティング容認姿勢


佐々木朗希投手が所属する千葉ロッテマリーンズは、選手の活躍や夢に対して応援してくれる球団のようです。



「チームとしては選手が高い目標に向かっていくことが一番の望み。当然応援していきたい」
昔に比べると、どの球団も容認姿勢になってきているそうですが、ソフトバンクは現状ポスティングを認めていないようです。
しかし、認めない理由もそれなりにはあるため、選手はドラフト会議時は本当にドキドキものだと思います。
−4|ロッテへの譲渡金


球界全体的にポスティングに容認姿勢がある背景に、譲渡金が関わってもいるようです。
ポスティングで移籍した場合、元居た球団側は戦力を失う代償として多額の譲渡金を受け取る事ができます。
しかし、FA権を獲得し、メジャー移籍となった場合は球団側に1円もお金が入ってきません。
「選手にタダで移籍されるくらいなら、1年早くメジャー挑戦を認めて譲渡金を受け取ったほうがベター」という考えがあるからだろう。
yahooニュース
ポスティング行使が在籍6年、FA権獲得が9年(海外)となった場合、7年か8年目辺りで、容認する事が多くなってきているようです。
ただ、佐々木朗希投手が2027年に移籍となった場合はロッテとしは最速で手放す事になります。
まずは、佐々木朗希投手が意思表示をするのか。の部分ですがロッテの回答も気になりますね!
3|佐々木朗希マイナー契約の可能性は低い
大谷翔平選手に続いて、マイナーでの移籍の可能性は低いのではないかと予想いたします。
−1|ロッテの育成スケジュール


ロッテは佐々木朗希投手をとても大切に育てており、5年計画を立てていると言われています。
1年目は1軍に帯同させるも、実戦登板は無し、ひたすら体づくりに励む日々。
2年目から、ようやく実戦登板を果たしています。
その後、球数を少しずつ増やし、慎重かつ大切に育てる方針は崩さなかったそうです。
そして、3年目、1試合を投げ切る体を手にする事ができた佐々木朗希投手は完全試合という大偉業を成し遂げました。
「佐々木朗希育成プロジェクト」は、振り返ってみると、アマチュア最速163キロを計測して話題を集めた岩手・大船渡高校時代から徹底されてきた育成方針をロッテが継承したもので、まさに先を見据えた長期計画が実ったと言えます。
ニッポン放送
5年かけてのところ、3年での偉業。佐々木朗希投手やはり、令和の怪物ですね。
ロッテは少なくとも数年は不動の投手としてロッテを支えてほしいという気持ちは大きいでしょう。
また、20代後半にはメジャーへ行けるようにという体作りを考えてくれているようにも思います。
−2|ロッテへの譲渡金が少なすぎる


そして、背に腹は変えられない?のが、お金事情。
FAを待たずしてポスティング容認の背景もでしたが、譲渡金は移籍金に連動した金額が元球団に支払われます。
つまり、マイナーでの安い金額で契約の場合、ロッテに入る譲渡金も少なくなるという事です。
一部では佐々木朗希投手が2027年ポスティングでメジャー移籍の場合6年で250億円とも言われています。
しかし、マイナーとなれば制限が設けられている事から、大谷翔平選手のような、格安での移籍となってしまいます。