
日本を代表する女性らっぱーのちゃんみなさん。
楽曲「美人」の歌詞やMVの世界観は衝撃的でしたよね。
過去に受けたいじめや、誹謗中傷の壮絶体験があったようです。
そして、その支えとなったのがBIGBANGだったのだとか。
2023年4月のライブでのメイク落としも衝撃でしたね。
今や、超人気となったちゃんみなが、どうして「美人」のような楽曲にたどり着くことになったのかみていきたいと思います。


1|ちゃんみな
−1|プロフィール

父親が日本人、母親が韓国人のハーフ
3歳までを韓国で過ごし、その後は韓国と日本とアメリカを行き来する日々を過ごしたそうです。
2|ちゃんみないじめ
−1|苗字の珍しさ

プロフィールでご紹介の通り、ちゃんみなの苗字はとっても珍しいお名前です。
乙茂内 美奈(おともない みな)
小学生とは、珍しい苗字をからかったりする所からいじめに派生したりしますよね。
ちゃんみなさんも例に漏れず、いじられたようです。
歌手になるという希望を持つ、ちゃんみなさんに対して「おともない=音も無い」と揶揄されるように。
−2|言葉の壁で引きこもりに

ちゃんみなさんは、幼少をアメリカ・韓国・日本の行き来で、日本語は両親と話す少しの会話のみだったそうです。
その事から、日本の小学校では意思疎通が上手く取る事ができずいじめへ発展。
苗字の珍しさも相まって結果いじめの対象へとなってしまったちゃんみなさん。
どんどん引きこもる生活になっていったようです。
−3|実際受けたいじめ
ちゃんみなさんが実際受けたいじめは、小学低学年の子供にとっては精神崩壊だったと思います。
- 無視
- 水をかけられる
- 池に落とされる
- 蹴られる
- ランドセルを壊される
大人でも耐え難い内容ばかりです。
3|ちゃんみな やんちゃ時代を経てラッパーへ
−1|BIGBANGとの出会い

いじめで引きこもりになるようになった頃にちゃんみなさんが出会ったのがBIGBANG!
小学2年生にして「Haru Haru」のMVに衝撃を受けたそうです。
母親がバレリーナということでクラシックを聴きバイオリンを習っていたそうですが、全てやめてヒップホップダンスを習い始める事に!
ここから、ラッパーちゃんみなが開花し始める事になると言うことですね!
BIGBANGの中でも好きというG-DRAGONとの2ショット公開にファンも歓喜!!

−2|小学4年生でピアスを開け髪を染める
ちゃんみなさんは、引き篭もる中、BIGBANGに出会いダンスを習い始め少々やんちゃ道へ。
小学4年生にして、ピアスを開けで髪を染めていたそうです。
−3|中学時代はまるまるやんちゃ

中学時代はまるまるやんちゃだった。というちゃんみなさん。

やんちゃもしました。中学3年間は、まるまるやんちゃでした。
学校は行っていたけど、夜中にふらふら遊んでいたりして。地元の友だちの家に行ったり、しゃべったり。周りにヒップホップを聴いている子もいなかったし。だって、普通に『ビーバップ・ハイスクール』の世界に憧れていましたから(笑)。
MusicVoice
いじめでそのまま、潰されなくて結果良かったですね。
−4|先輩の変わらない姿がお手本となった


ちゃんみなさんの凄い所が、冷静な判断力。
やんちゃ時代の先輩たちが何も変わる事なくそのまま大人になっていく姿を見て、



「自分はこうなりたくない」
と、思ったそうです。
そして、中学時代の交友関係を全て切り携帯番号も変更。
1歳半からの夢で、さらには高校生でのデビューに向けて本格始動!



私の中で高校生のうちにメジャーデビューするという目標がずっとあったからですね。
−5|転機は高校生ラップ選手権


ちゃんみなが、注目を浴びるきっかけとなったのが「高校生ラップ選手権」のMCバトル。
注目された事で、地上波のバラエティ番組に出演し瞬く間に人気になりました。
そして、有言実行となり「未成年」をリリースする事にりました。
4|ちゃんみな「美人」意味とは
楽曲「美人」は詞やMVが大変話題になりました。
「美」の概念 について向き合い続けた結果生まれた楽曲でした。
−1|「美」が身近にあった幼少時代


幼少時代からバレエやピアノの発表会やオーディションで舞台に出て「美」を判断される機会が多かったちゃんみなさん。
他の人よりもおそらく「ステージ」がついてまわる幼少期だったんですね 〜中略〜「美しい子」がセンターで踊るというのが当たり前だったし、「美しいか美しくないか」で判断されるのが普通の世界にいたんです。
母親がバレリーナという事で、美に対して意識も強かったそうです。
しかしちゃんみなさんは、外見での判断ではなく内側の実力や才能を磨く事にフォーカスをしていたそうです。
−2|SNSでの誹謗中傷
紆余曲折ありながらも、注目のJKラッパーとしてデビューしたちゃんみなさん。
しかし、デビュー当時容姿に対しての誹謗中傷が酷かったそうです。
当時のYouTubeやSNSのコメント欄の多くが、私の見た目への批判だったんですよ。その時の傷とショックも大きくて。
fnmnl
大多数の人が言っているとういことは「私は醜いんだな」と思い込む事もあったそう。



私はあの時の言葉は忘れないし、ちゃんと傷ついた。それは知って欲しいですね。
当時の死んだような生活には2度と戻りたく無い。とも語られていました。
−3|痩せるとキレイと賞賛に違和感


ちゃんみなさんは、誹謗中傷に苦しみながらもラッパーとして活動を続けます。
ダイエットをしたり、メイクや髪の色を変え努力した結果、見た目に対して誹謗中傷どころか絶賛に変わったそうです。
しかし絶賛には違和感を覚えたそうです。
今の私のコメント欄では逆に見た目を絶賛するコメントが多くなって、その時にまた違和感を覚えました。
fnmnl
絶賛のコメントを見ながら、これ誰のためにやってるんだろう。と、なったんだとか。
この経験から「美人」が仕上がる事になったそうです。



「ブサイク」から「きれい」までの評価を経験したからこそ、この曲が書けたんだと思いますね。
−4|ライブで化粧を落とすパフォーマンス


2023年に行われたライブパフォーマンスが一躍話題に。
楽曲「美人」を披露中にメイクを落とすというパフォーマンスをされました。



みんな飾らなくてもダイヤのようにきれいだと伝えたくて
何にも囚われず、失敗を恐れずに突き進んでほしい。というメッセージが込められていました。
これにはファンもこの日一番の大歓声をちゃんみなに送ったそうです。
5|ちゃんみなの思う美しさ
ちゃんみなさんが、これまでの経験を経て思う美しさとは・・・



「自分がデザインしたいものを明確にデザインできている状況」
整形をするにしても、しっかりと自身のデザインしたいものがあってやるのか、ただ量産型なりたいからするのか。
そいうった視点の違いで前者であればそれは、とても美しいと思うそうです。
まとめ


今回は人気女性ラッパーのちゃんみなさんの楽曲「美人」の制作に至るまでの壮絶過去をご紹介いたしました。
小学生でいじめに遭い、中学生ではやんちゃ生活を送り高校生でラッパーデビュー。
その中で総じて容姿に対する美への意識があったようです。
誹謗中傷から絶賛への手のひら返を経て出来上がった「美人」は若者に刺さるものがあるようです。